たぴおかたぴおの「映画は見たけれど」

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zoom RSS 発表「たぴおかベストシネマ2017」

<<   作成日時 : 2018/01/08 16:48   >>

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2017たぴおか映画ソーカツ号

昨年の「たぴおかベスト」は、年のはじめにケリがついた。
確信した。
劇場で観た第1号が、そのままダービーを逃げ切った。

2017年の鑑賞動向

全鑑賞本数:117本

そのうち、

ドラマ(劇映画)・・・新作 76本 : 旧作 15
ドキュメンタリー・・・新作 19本 : 旧作 3

劇場で・・・・・・・・・・ 107
録画・DVD・ネット等・・ 10

作品国籍:日本 36
海外 81


ドラマ91本に対してドキュメンタリーは22本のみだが、自分にとってドキュメンタリーの価値はすこぶる大きい。
「史実」の強さ、「事実」に向き合うことの大切さを、近年ますます感じる。

ノンフィクションであれフィクションであれ、「史実」や「事実」に向き合うことを強力に推進してくれる作品が、自分にとって大事な作品だ。

その意味で、年末最後から2番目に観たドキュメンタリー『カンタ! ティモール』は、昨年いちばんの衝撃作だった。
フィクションやドラマより、またその優劣を競うことなどより、よほど大事な記録があり、記録する上で貴重なドラマが起こっているということ。
映画そのものよりも、映画を通して世界を見ることの価値を、痛切に感じさせられた。
「映画」は、「運動」なのだ。

「劇場スクリーン」VS「TV/PC モニター画面」は、10710で、劇場の圧倒的勝利。
しかもモニター10本のうち5本は飛行機内で。
7月からは60本以上連続で劇場スクリーン。

世の中は「アマゾンプライム」だの「ネットフリックス」だの「フールー」だの、見に行くことも借りに行くことも録画もしない傾向に拍車がかかっているようだが、映画館は映画館で、消失しそうな気配はない。TOHOシネマズはますます増えているし。

「映画館で観なければ映画じゃない!」と、「ビデオ」が流通し始めたその昔に息巻いていた自分を思い出す。
今はそんなこだわりはないのだが、結果的には同じことをしている。


さて、発表!!
◆◆たぴおかベスト・シネマ・ランキング2017◆◆

◇◇新作部門◇◇
(2017年に封切または初公開) 
@『ブラインド・マッサージ』 ロウ・イエ/中・仏/2014 http://tapio.at.webry.info/201701/article_2.html
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A『トトとふたりの姉』 アレクサンダー・ナナウ/ルーマニア/2014/ドキュ http://tapio.at.webry.info/201709/article_1.html
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B『標的の島 風かたか』 三上智恵/日/2017/ドキュ http://tapio.at.webry.info/201704/article_2.html
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C『見えるもの、見えざるもの』 カミラ・アンディニ/インドネシア/2017 http://tapio.at.webry.info/201712/article_1.html
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D『あゝ、荒野』 岸善幸/日/2017 http://tapio.at.webry.info/201712/article_2.html
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E『幼な子われらに生まれ』 三島有紀子/日/2016 http://tapio.at.webry.info/201709/article_3.html
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F(8作品)
『雪女』 杉野希妃/日/2016
http://tapio.at.webry.info/201703/article_1.html
『午後8時の訪問者』 ダルデンヌ兄弟/ベルギー・仏/2016
http://tapio.at.webry.info/201704/article_3.html
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 ケネス・ロナーガン/米/2016
http://tapio.at.webry.info/201707/article_1.html
『ブランカとギター弾き』 長谷井宏紀/伊/2015
http://tapio.at.webry.info/201709/article_2.html
『オン・ザ・ミルキーロード』 エミール・クストリッツァ/セルビア・英・米/2016
http://tapio.at.webry.info/201709/article_3.html
『殺人者マルリナ』 モーリー・スリヤ/インドネシア/2017
http://tapio.at.webry.info/201712/article_1.html
『私は好奇心の強い女』 ヴィルゴット・シェーマン/スウェーデン/1968(日本ほぼ初公開)
http://tapio.at.webry.info/201702/article_5.html
『アダムズ・アップル』 アナス・トマス・イェンセン/デンマーク・独/2005(日本ほぼ初公開)
http://tapio.at.webry.info/201702/article_5.html

以上、ベスト14作品


第2群<準たぴおかベスト>

『光』 河P直美/日・仏・独/2017
http://tapio.at.webry.info/201707/article_1.html
『わたしは、ダニエル・ブレイク』 ケン・ローチ/英・仏・ベルギー/2016
http://tapio.at.webry.info/201703/article_5.html
『ムーンライト』 バリー・ジェンキンス/米/2016
http://tapio.at.webry.info/201704/article_3.html
『渦 UZU』 ガスパール・クエンツ/日/2016/ドキュ
http://tapio.at.webry.info/201710/article_1.html
『ローサは密告された』 ブリランテ・メンドーサ/フィリピン/2016
http://tapio.at.webry.info/201704/article_3.html
『暗きは夜』 アドルフォ・アリックスJr./フィリピン/2017
http://tapio.at.webry.info/201712/article_1.html
『ジョニーは行方不明』 ホァン・シー/台/2017
http://tapio.at.webry.info/201712/article_1.html
『サーミの血』 アマンダ・シェーネル/スウェーデン・ノルウェー・デンマーク/2016
http://tapio.at.webry.info/201709/article_3.html
『立ち去った女』 ラヴ・ディアス/フィリピン/2016
http://tapio.at.webry.info/201711/article_1.html
『セールスマン』 アスガー・ファルハディ/イラン・仏/2016
http://tapio.at.webry.info/201707/article_1.html

以上、10作品


第3群 〜「見応えあり」おすすめ作品〜

『愚行録』 石川慶/日/2017
『ノクターナル・アニマルズ』 トム・フォード/米/2016
『夜空はいつでも最高密度の青色だ』 石井裕也/日/2017
『海辺の生と死』 越川道夫/日/2017
『人生タクシー』 ジャファール・パナヒ/イラン/2015
『否定と肯定』 ミック・ジャクソン/英・米/2016
『ろくでなし』 奥田庸介/日/2016
『彼女の人生は間違いじゃない』 廣木隆一/日/2017
『真白の恋』 坂本欣弘/日/2017

(ドキュメンタリー)
『太陽の下で-真実の北朝鮮-』 ヴィタリー・マンスキー/チェコ・露・独・ラトビア/2015
『世界でいちばん美しい村』 石川梵/日/2016
『禅と骨』 中村高寛/日/2016
『カピウとアパッポ アイヌの姉妹の物語』 佐藤隆之/日/2016


◆◆たぴおかベスト2017◆◆
◇◇旧作部門◇◇

(2016年以前に初公開されたもの)

★★★★★「感涙!」「ふるえる」

『カンタ!ティモール』 広田奈津子/日/2012/ドキュhttp://tapio.at.webry.info/201801/article_2.html
画像


★★★★☆「すばらしい」

『アルジェの戦い』 ジッロ・ポンテコルヴォ/伊・アルジェリア/1966

『死の棘』 小栗康平/日/1990

『クーリンチェ少年殺人事件』 エドワード・ヤン/台/1991


★★★★ 「見応えあり」「おすすめ」

『美しき緑の星』 コリーヌ・セロー/仏/1996


■■社会派作品賞■■
<今この国でまともな自由を希求するために>AWARD


『日本と再生 光と風のギガワット作戦』 河合弘之/日/2017/ドキュ

『ザ・思いやりPart2』 リラン・バクレー/日/2017/ドキュ

『コスタリカの奇跡』 マシュー・エディ/米・コスタリカ/2016/ドキュ

『米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー』 佐古忠彦/日/2017/ドキュ

『すべての政府は嘘をつく』 フレッド・ピーボディ/加/2016/ドキュ

『スノーデン』 オリバー・ストーン/米・独・仏/2016

『三里塚のイカロス』 代島治彦/日/2017/ドキュ

『私は好奇心の強い女』 ヴィルゴット・シェーマン/スウェーデン/1968
『わたしは、ダニエル・ブレイク』 ケン・ローチ/英・仏・ベルギー/2016
『否定と肯定』 ミック・ジャクソン/英・米/2016
『あゝ、荒野』 岸善幸/日/2017
『標的の島 風かたか』 三上智恵/日/2017/ドキュ
『カンタ!ティモール』 広田奈津子/日/2012/ドキュ


■ベスト・アクト(M.I.P.)■
これほどの悪意や不寛容や邪気に満ちた世の中にいると、「無邪気」や「屈託のなさ」がほしくなるのかもしれない。
だからといって、ただ軽く笑えればいいというわけではない。
つい深刻な映画作品を観てしまう僕にとって、無思考な映画ほど罪深い。
その点、子どもの無邪気さは、いつも自分たちを振り返らせてくれる。
性善説じゃないけれど、人間が本来持って生まれたはずのイノセンス。イデア。
それが理想だとすれば、その理想に憧れるのは、自然ではないでしょうか。

『トトとふたりの姉』(ドキュメンタリー)のトト、アナ、アンドレア。
『見えるもの、見えざるもの』の双子の姉弟。
『幼な子われらに生まれ』の娘3人。
『ブランカとギター弾き』の少女、歌姫サイデル・ガブテロ。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』の二人の子供、とくにデイジー役の少女ブリアナ・シャンの一言には涙が噴出。
『サーミの血』の主役エレ・マリャ役、当時18歳のレーネ=セシリア・スパルロク。
『人生タクシー』で監督の代弁者として主役級の活躍をした、実際の監督の姪・ハナ。
『太陽の下で』(ドキュメンタリー)の“主役“をさせられている少女ジンミの、洗脳未満の無垢な涙。
『世界でいちばん美しい村』(ドキュ)のアシュバドル、プナム、その他子供達みんな。

(旧作だが)『カンタ!ティモール』(ドキュ)の子どもたちも苛酷な中で全員が眩しいほどの笑顔だった。

ただひとつ、スペシャル・メンションしておきたい。
大人で、無名にしては演技力の点で強く印象に残った女優。

瀧内公美 『彼女の人生は間違いじゃない』主演
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福島の人間にしかわかり得ない、表現しようのない、言葉にならない複雑な感情を、全身で表現しようと足掻いていた姿に、しびれるものがあった。

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